奈良女子大学を中心に結成された、獣害・共生を追究するハンティングサークル。遂にナイフを手に取り、自ら解体処理に乗り出す。
嬢ちゃんたちのか細い腕で大丈夫なのか?
「きゃー!怖いぃぃ!」なんて可愛く甘えられたら、オジさん、イイトコ見せなければ!
いや、誠にすみません、あなどっておりました。
見事に掻っ捌き、この余裕の笑み。
続く調理は、うちの古めのお嬢ちゃんが待ってましたと自慢の腕を振るう。
手伝った猟師のおじさんは、力なく呟く。「…鹿はもう(喰うのは)ええわ……」
はい、美味しく頂きました。鹿よ、命をありがとう。
最後に鹿の角で作ったキーホルダーを記念に、険しい山道を車酔いと闘いながら都会へと帰って行きました。
数年、我が村の発展に力を注いでくれている若い力。
これからも楽しみにしておりますぞ。
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